Moon Night
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kurage

Author:kurage
気がつけばアラフィフ。関西在住、女性。自宅安静中。起きて動けりゃいいやの毎日。特技を活かし「セラピールームくすくす」を運営。三毛のシニア猫が1匹。鉢植えが16個。プロフィール画像は希望イメージ。

日本骨髄バンク
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シニア 予測不能

ミミ、10日からほとんど寝たまま。
ちょ~静か。
身体は小さくなり、
いつ老衰期に突入してもおかしくない感じ。

排便もなかったので、腹部マッサージ。
そんなに溜まってはいない。

13日、摂食量低下。
ウンチ出てないし、変わらず寝たままだしね~。
この夜も腹部マッサージをしようとした。
肛門のすぐ左側に1円玉くらいの大きさの
発赤と湿潤があるのに気付いた。
なんでいつどうしてどこでッ?!
この3日間はなでたり腹部マッサージくらいだけど、
それでも肛門やその周囲もチェックしていた。
3日間の前はブラッシングやら全身チェックやら、
もちろん、肛門周囲だって見ていた。
アンタ、どこでどうして怪我したの?
いや、待てよ。
なんかこれ、外じゃなくて内側からじゃかなろうか?
湯たんぽで低温火傷とか、褥瘡とか。

発赤の上の方が腫れているような。
そこに触れようとすると、えらい剣幕で怒られた。
「有無を言わさず噛みつくわよ」って勢い。

夜なのでどうしようもなく、翌日に持ち越し。
翌朝、見ると、赤い部分の中心が黒っぽくなっていた。
周囲は完全に腫れている。
間違いない。こりゃ中からだ。

病院へ。
皮膚病変を診た獣医師さんは、すぐに
「肛門腺が炎症を起こしてますね」と言った。
話にはよく聞いていたが、これがそうですか。
それって犬とかオス猫に多いんじゃなかった?
っちゅーか、普段から当然、
その辺りもちゃんとチェックしてましたけど。
この3日間で一体、何が。
「高齢ですからね」
あと2ヶ月で16歳。この病院ではかなり珍しい年齢らしい。
体重は昨年より1キロ落ちていた。
(当時が太っていたので病的というほどではないが
 落ち方がすごい)

「膿を絞り出しますね」ゴム手袋をはめる先生。
聞いただけで、ちょ~~~~痛い
間違いなく噛まれる!
「すいません、(私の)腕に巻く
タオルかなにか貸していただけませんか」
「ああ、こちらでちゃんと保定しますから」
良かった。
じゃあ、私は待合室で待っていてもいいんですよね。
看護師さんが来て、エリザベスカラーを取り付けた。
なるほど、これじゃ噛めないね。
看護師さんは両後脚と腰を保定。あれ?両前脚と頭は?
必然的にこちらで保定する。
先生がグリーン針を取り出した。ガクブルになる私。
こちらの様子に気付いて先生は言った。
「待合室でお待ちいただいてもいいですよ」
我が家の猫が痛い思いをするのに、
自分だけ逃げていいものだろうか。
覚悟を決めた。
「頑張ります」
頑張るのはミミだよ!と心の中で自分ツッコミ。

針をちょんと刺すと、膿が飛び出てきた。
ああ、膿出しってこんな程度ですか。
「炎症の痛みの方で
針が刺された事には気付いてないと思いますよ」
と看護師さん。
なんだ、良かった。これで済むなんて。

地獄はここからだった。

先生が膿を絞り出す。
絞り出す、絞り出す、まだ絞る。
ミミの叫び声が低いドスが利いたものに変化。
ちょ~こええんですけど。

終わった。

本当の地獄はここからだった。

「消毒しますね」
イソジン液を「中」に注入し、絞り出す。
これを繰り返す。
こちらはオタオタしてしまい、保定もどこへやら。
看護師さんはさすがに見事。ずれてもいない。
ミミの前脚が看護師さんの腕にかかる。
いかん、それだけはなんとしても阻止せねば。
早く終わって~~~~~!!
最後に透明の液(生食かハイポか?)を注入し、
絞り出し、終わった。

ミミ、95%燃え尽き。
5%は意地で小さく鳴き続けていた。

抗生剤の注射。
「明日からは内服で。
しばらくは排液が続きますよ。
ガーゼできる場所じゃないですからね」
だよね。

帰宅。
ミミの寝場所に尿シートを敷き、その上に古タオルを2重で置いた。
よく頑張ったね、えらかったね、早く治ってね。

問題の場所は穴が空いたまま。直径3ミリほど。
中は空洞で何か(普通に考えれば肛門腺)が見える。
ちょ~こええ~~~~。
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